デシカ+アルセコ二重断熱で快適生活 北洲ハウジングオーナーブログ

北洲ハウジングオーナーのブログです。稀に更新します。

北洲 Premium Passive House を見てきました

nuages
大変ご無沙汰しておりました。
北洲宣伝マンのnuagesです。
何の利益供与も受けていませんけどね。

我ながら酔狂だとは思いつつ、北洲渾身のPremium Passive Houseを見てきましたよ。
産業スパイ並みに。

その設計思想についてはサイトを見てもらえば良い事なので割愛しますが、一言で言えば「機械設備に頼りすぎず、健康で快適に暮らすことのできる温熱環境を実現します。」ということの様です。
従って、我が家の様な第1種換気+全館空調・デシカによる自在な温湿度のコントロールという物とは思想が異なるようです(何だと!)。

まずは外観ですが、一見アルセコと同じに見える塗り壁仕上げで、これまでの北洲では(多分)異例とも言えるダークグレーでです。
多少青みがかっているようにも見えます。







ややモダンを目指した印象を受けますが屋根はややクラシカルな赤系統の波瓦です。
屋根に載っている物は太陽光パネルではなく、太陽熱温水器とのことです。

数十年前にも似た様な物が流行り、屋根に大きな銀色の温水器が載っている家をしばしば見かけた様な気がします。
太陽光パネルのコストや、最終的に給湯に使用する際の効率低下を考えると、用途は限定されますが直接水を温めた方が効率は良いのかも知れません。

窓は主な物は木製サッシの3重ガラスで、これは現在の標準的な仕様のようです。
我が家の物と比べると木枠のデザインもやや洗練されており、これは少しうらやましいところです(額縁の様な感じが出ている)。



冷暖房に関しては各階に1台ずつルームエアコンが付いた仕様で、換気は第3種換気となっています。
これが昔ながらの第3種換気ではなく、各々の換気口で熱交換をしながら空気が出たり入ったりするアバンギャルドな仕様となっているとの事です(要するに、わかったようなわからないような感じ)。





下の写真はそのリモコンのようですが、お洒落すぎておじいちゃんおばあちゃんには理解不能と思われます。

我が家の様に極太のダクトを取り回し、大型の空調換気設備を入れる事に比べればコストは安く、メンテナンスは容易であり大きなメリットでしょう。
ただし、家中の温熱環境の均一性という点では全館空調の有意性はあると思います(間違いない)。

そして、アルセコに引き続いて北洲がドイツから輸入した最先端の断熱剤がSLENTEXです。
なんでも宇宙服の断熱剤として使われているとの事で、同じ厚さの高性能GWの2倍程の断熱効果があるようです。
宇宙服って・・・





上の写真の白く毛羽立った感じの物がSLENTEXです。
誤解していたのですが、これは外張り断熱に使用する物との事で、充填断熱には発泡ウレタン?(案内してくれた営業のTさんは「カネライトだったかな・・・」と言っていました)を使用しています。
アルセコの様に構造用合板に直接貼るのではなく、合板に固定した横向きの木材で支える様な形になるようです。
そして、通気層を設けてラス網を固定し、モルタル塗り+アルセコ的な仕上げのような感じでしょうか。

ちょっと手間がかかりすぎる様に思いますね。
事実、今回の建物にかかった費用に基づいて価格を設定したら商品として成り立たないと言っていました。
断熱材そのものも高価でしょうし、輸送費・関税、そしてこの仕上げに要する費用・時間を考えると商品化への道は遠い様に思われました。
また、折角の外張りなのに横向きの木材を配する事による熱橋も気になります。
このPPHは短期間の一般公開の後に販売予定とのことです。
かかった費用から比べるとかなり割り引いての販売価格になる様ですが、元のコストがすごい様なのでお買い得かどうかはわかりかねます。
新し物好きでスペック重視の僕の様なタイプにはおすすめかもしれません。

ただし、このように実験的なことを意欲的に進める姿勢は素晴らしい事と思っています。
デザインも含め、他社には真似の出来ない領域を維持し続けることは従業員の志気を高める事にも繋がると思います(偉そう)。

ここまで書いてて素人なりに思ったのですが
SLENTEXをGWの代わりに充填断熱として使用し、外張りにアルセコを使えばここまで外壁の仕上げにややこしい事をしなくても済む様に思うんですがダメなのかな。